フルーツバスケットはテレビで大人気の青春アニメーション。小説や動画、ゲーム、コミックでも大ブレークしました
フル≠博しました。
フルーツバスケットの主だった登場人物をおさらいしておきますと、
本田透(ほんだとおる)、草摩由希(そうまゆき)、草摩夾(そうまきょう)、草摩紫呉(そうましぐれ)、魚谷ありさ(うおたにありさ)、花島咲(はなじまさき)、草摩楽羅(そうまかぐら)、草摩紅葉(そうまもみじ)、草摩はとり(そうまはとり)といったところです。
フルーツバスケットはテレビでアニメ化されましたが、人気だったのはテレビだけではなくて、小説やインターネット上でも大ブレークしました。フルーツバスケット動画、フルーツバスケット画像なんてキーワードは、今でも検索数はそこそこあるようですしね。
かいつまんだイントロ部分をご紹介しますと・・・
テントで一人暮らしをする女子高生、本田透(ほんだとおる)が主人公。なんつーか、男の子みたいな名前だけど中身はぜ〜んぜん違う! 女の子中の女の子なんだ!
本田透はいつも明るくてひたむき。親がいなくてもくよくよしない女の子。いまどきの女の子に珍しく特技は家事です。草摩家をピカピカにみがき立てるほどのお掃除魔。しかもおいしいご飯までつくっちゃうのだ!! 透は、同級生の男の子の草摩由希(そうまゆき)の家に住み込むことになる。
由希は女子のアイドルで美少年。透と正反対にこれはまた女の子みたいな名前なんだな〜。
校内にファンクラブのあるほどのアニメ世界のジャニーズ系なんだけど、本人はそんなことには無関心な宇宙人? 女の子を見て目をギラギラさせてたらフツーの地球人なんだけどね。
一見ごく普通の家庭のように見える草摩家には、隠された重大なヒミツがあったのだ!
フルーツバスケットのテレビのアニメは、最終回まで26回シリーズでした。
残念なことにテレビのアニメは終わってしまいましたが、このフルーツバスケットは色々な人生の生き方を示してくれたと思っています。もちろん今回用意したバスケットには盛り込めない他の多くのフルーツがあることも想像できますけれど、私たちはきっとこれらのフルーツを盛り込んだバスケットを作ることが出来るでしょうね。フルーツバスケットのテレビのアニメの声優を務めた安原麗子さんのお声をチョットだけ記しておきます。
フルーツバスケットの花島咲は、人や生き物の出す電波を感じとれる不思議な女の子で透の親友の一人。同級生の女の子たちはそんな花島咲を怖がっています。
この花島咲役の安原麗子さんのフルーツバスケット出演で、一番の思い出は、一番最初に、透がお母さんを亡くしてバイトをしてるところのくだりで、透が言った「私の特技はめげないことですから」ってセリフが印象的だったことらしいです。
私もこのセリフが気に入っています。高校生で一家の生活を支えている人はたくさんいらっしゃると思うけど、実際に間近にしたのはこのアニメの透が最初です。それぞれ生活の境遇は違うけれど、与えられた境遇を精一杯生き抜く透に励まされました。
バスケに盛られた色々なフルーツはそれぞれが自分の役目を一生懸命に果たしているんだな!ってことがよく理解できました。
草摩夾は、草摩家の一員で由希たちの高校に編入し一緒に暮らすことになる。由希を目のかたきにしている由希のいとこ。
こういったキャラの設定がストーリに与える影響は大きいと思います。面白くなるのも、面白くなくなるのも、脇役次第ってことはよくありますものね。
魚谷ありさは、透の親友の一人でまるでヤンキー。同級生の女子たちが怖がるのも無理は無いかな。
フルーツバスケット以外も、最近はキャラにこったアニメが多いよね。これ以上こった設定だとストーリーが浮わついてしまうような心配をするのは大きなお世話なんでしょうかね?
キャラが先行してしまって、そのキャラに合わせたストーリーが後からくっついてる!って感じがして何か不安定さが感じられましたね。ストーリーは設計図なんだし、設計図にあわせて材料を調達するのが棟梁の役目なんだし。
材料ってのは登場人物のことなんだからストーリーに合った登場人物が欲しかったね。順番が逆でした。登場人物に合わせてストーリーの展開が進んでいたように思いました。
或いは思い過ごしかもしれませんが、そうだとすればキャラの設定方法に間違いがあったような気がします。